ナムアミアン

アニメ/音楽/映画/美術の話などをする予定でした。

日記(2023.12.5)

私の夢について記述したい。私は、作家になりたい。というのも、明治の作家のようなもので、文書を出しては、向上心のある人とお酒を呑みながら議論をしたい。話題が下火になってきたところで、本が積まれた埃だらけの汚い部屋に帰る。1畳ほどのスペースに体を横にできる場所があって、枕の横には原稿、熱い気持ちを上にするように仰向けで寝転がり、書き留めるべき事項を頭に巡らせながら寝られたらどれくらいいいんだろう。この時、社会に認知される活動に着手しているという点は考えていない。さらに、文書として発表するだけの内容、従事している事柄については何のビジョンもない。明治の文豪は、何か伝えたい事象に向かって筆を取っては、そのような生活を営む結果になっただろうが、私はその生活のみに憧れているため、形骸化した憧れで、中身は本当にない。でも、子どもの頃抱いていた夢も同じくらい無責任だったはずだ。それにしても何か、人は、活動していないと憂鬱になってくるし、やりたいことがあればいいけど、私は自分の生活に非常に満足している。やりたいことはいっぱいあるけど、もう今はそんなことをやっていられる熱量は自分の体のどこを探してもない。あ、文筆家として書きたい事象を思いついたぞ。私はこの前、ガチャガチャで4000円スッた。浪費というか、お目当てが出るまで引いたのでスッたという表現に近い。私は4000円を労働で生み出すことのできない人間なのに、大事にするべき4000円を財布から取り出し、全て両替機に吸い込ませた。両替機に札を入れるときの、紙であるはずの物質が妙な滑りの良さを持って機械に飲み込まれていくあれはなんだ。目を閉じると光景が悪夢のように浮かんでくる。パチンコも同じ容量で、お金が吸い込まれるビジョンに悩まされたりするんだろう。あの一瞬の、ものが欲しいって気持ち、ってそれは、村上龍原作庵野監督の、ラブ&ポップに描かれているか。な〜んかも〜やる意味ないっすわ〜...